妊娠中でもホワイトニングはできるの
2022/12/17
妊娠中でもホワイトニングはできるの
妊娠中のホワイトニングは控えるのがおすすめ
妊娠中でも歯科医院で虫歯などの治療を受けることができますが、妊婦さんが避けた方がいい治療の中のひとつにホワイトニングが挙げられます。
なぜ妊娠中はホワイトニングを避けた方がよいのでしょうか。
薬剤が胎児に影響を与える可能性がある
歯科医院のホワイトニング剤で使用される過酸化水素や過酸化尿素などの過酸化物は、胎児への影響が明確ではありません。
そのため、妊娠中は歯科医院での過酸化物を用いたホワイトニングは、安全のためにも控えた方がよいとされています。
また、妊娠中だけではなく、授乳中も薬剤が乳児に影響を与える可能性があるため、産後も注意が必要です。
妊娠中は口内トラブルが起きやすい
妊娠中はホルモンバランスの変化に伴い、身体だけではなく、お口の中にも変化が現れます。
歯茎が腫れやすくなり、唾液の性質の変化や分泌量が低下するため、虫歯や歯周病のリスクが通常よりも高くなりやすい傾向にあります。
ほかにも、妊娠中はつわりで思うように歯磨きができなかったり、食べ物の嗜好の変化で甘いものを多く摂取したり、食事回数の増加によっても虫歯などのリスクが高くなりやすいです。
また、お口の中にトラブルがある状態でホワイトニングを行うと知覚過敏の原因にもなります。歯の健康のためにも、ホワイトニングは控えた方がいいでしょう。